【伊勢パワースポット】二見興玉神社|お伊勢参りは二見から|夫婦岩・二見蛙・輪注連縄

二見興玉神社の海に面した鳥居と伊勢湾

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「お伊勢参りは二見から」——伊勢の神宮に参拝する前に、まず海で身を清める。この習わしを知って、私たち家族も最初に二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へ向かいました。40代会社員のはるたろうが、実際に家族で参拝した体験をお伝えします。

二見興玉神社とは|お伊勢参りの「はじまりの場所」

三重県伊勢市二見町にある神社で、御祭神は猿田彦大神(さるたひこおおかみ)。道を開く神様として知られています。

古くから、伊勢の神宮に参拝する前にこの二見浦で海水に身を浸して禊(みそぎ)をする「浜参宮(はまさんぐう)」という習わしがありました。いきなり神宮へ行くのではなく、まず身を清めてから向かう。この順番を知っているかどうかで、旅の意味がずいぶん変わります。

アクセス|伊勢市駅から車で約20分

出発地 手段 所要
伊勢市駅 車(カーシェア) 約20分
伊勢市駅 JR参宮線 二見浦駅まで約10分+徒歩15分

私たちは伊勢市駅でカーシェアを借りて移動しました。伊勢は見どころが点在していて、二見・外宮・内宮・朝熊山とすべてを公共交通で回るのはかなり時間がかかります。1日で複数のスポットを回るなら、車があると段違いに楽です。子ども連れなら特にそう感じました。

まず目に入るのは、海の広さでした

二見興玉神社の海に面した鳥居と伊勢湾
参道の鳥居。くぐった先がすぐ海です

二見興玉神社のまわり方(所要 約60分)

  1. 1海沿いの参道を歩く境内が海に面していて、ずっと海が見えています
  2. 2夫婦岩を見る注連縄で結ばれた大小2つの岩。夫婦円満の象徴
  3. 3二見蛙を探す境内のあちこちに。猿田彦大神のお使いとされます
  4. 4輪注連縄を受ける体の悪いところをなでて奉納する祈り方
  5. 5元祖お福餅で一息すぐ近くの茶屋。赤・抹茶・きな粉の3点セットがおすすめ

※日陰が少なく海風も強め。帽子と飲み物をお忘れなく。

駐車場から歩くと、すぐに海が見渡せます。境内が海に面しているので、参道を歩きながらずっと海が見えている。この開放感は、山の中の神社にはないものです。

夫婦岩|雑誌で見たあの景色がすぐそこに

注連縄で結ばれた二見浦の夫婦岩
注連縄で結ばれた夫婦岩。大小2つの岩が寄り添っています

そして、すぐに夫婦岩(めおといわ)が見えます。大小2つの岩が太い注連縄(しめなわ)で結ばれた、伊勢を象徴する景色です。

この2つの岩は夫婦円満・良縁の象徴とされています。私も妻と一緒に、夫婦円満を願ってきました。写真で何度も見ていた景色が目の前にあるというのは、それだけで少し嬉しいものです。

境内じゅうにカエルがいます

二見興玉神社に奉納された二見蛙のカエル像
海を向いて座る二見蛙。境内のあちこちにいます

参拝していて気づくのが、境内のあちこちにカエルの像があることです。これは「二見蛙(ふたみがえる)」と呼ばれ、猿田彦大神のお使いとされています。

カエル=「無事かえる」「貸したものがかえる」「若がえる」といった語呂から、無事に帰ることなどを願って奉納されてきたものです。数の多さに、お子さんは喜ぶと思います。

輪注連縄|悪いところをなでて納める

ここが、私がいちばん印象に残った作法です。

授与所に、藁を円形に編んだ「輪注連縄(わしめなわ)」があります。これで体の悪いところ・良くしたいところをなでて、そのまま奉納するという祈り方です。

私たちは家族の人数分を受けて、それぞれ気になるところをなでてから納めました。ただ手を合わせるだけでなく、自分の体に触れて願いを移すという動作があると、祈りが具体的になります。家族それぞれが「どこを良くしたいか」を口に出すきっかけにもなって、これは良い時間でした。

このほか、境内の興玉神石から採れる海草を乾かした「無垢塩草(むくしおくさ)」というお祓いの授与品もあります。

参拝後は「元祖お福餅」で一息

二見興玉神社のすぐ近くに、元祖お福餅の茶屋があります。

見た目は伊勢名物の赤福とよく似ています。これは、伊勢参りの参拝者をもてなす餅の店が古くからこの地に数多くあったという背景があるためで、その中で今日まで続いてきた老舗のひとつです。

私は赤・抹茶・きな粉の3点セットをいただきました。しっかりした甘さがありながら口に残らず、抹茶と一緒に食べるとちょうどいい。参拝で歩いたあとの一息に、ぴったりでした。

元祖お福餅の赤・抹茶・きな粉の3点セットと抹茶
左から赤・抹茶・きな粉の3点セット。抹茶と一緒にいただきました

参拝するときに気をつけたいこと

海風が強い日があります

海に面しているので、季節や時間帯によっては風がかなり強いです。帽子は飛ばされないよう注意してください。日傘も、風の強い日は無理に差さないほうが安全です。

夏は日陰が少ない

参道は開けていて気持ちがいい反面、日差しを遮るものが少ないです。夏に行くなら、飲み物と帽子は必須だと思ってください。

夫婦岩の見え方は時期で変わります

夫婦岩の間から日が昇るのは夏至の前後で、時期によって太陽の位置は変わります。「いつ行っても岩の間から日が昇る」わけではないので、そこは期待しすぎないほうがいいです。景色そのものは、いつ行っても十分きれいです。

よくある質問(FAQ)

Q. 本当に神宮より先に行くべきですか?

決まりではありませんが、古くからの習わしとしては二見が先です。順番を守ることそのものより、「まず身を清めてから向かう」という気持ちの切り替えに意味があると感じました。

Q. 実際に海に入って禊をするのですか?

一般の参拝者が海に入る必要はありません。参拝と、授与される無垢塩草によるお祓いで十分とされています。

Q. 子ども連れでも回れますか?

参道は平坦で歩きやすく、距離も長くありません。カエルの像を探しながら歩くと子どもは飽きません。海が見えるので、退屈しにくい神社だと思います。

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まとめ

二見興玉神社は、お伊勢参りの「入口」です。ここで身を清めてから外宮・内宮へ向かうと、旅全体に一本の筋が通ります。

海の開放感、夫婦岩、たくさんのカエル、そして輪注連縄。短時間で回れるのに、印象に残るものが多い神社でした。伊勢に行くなら、ぜひ最初に立ち寄ってみてください。